バス亭

昨夜の野宿した公園は、隣にコンビニ。久々に冷えたビールと生ものが食べられる。徒歩だと生もの、冷えたビールをいただく機会はわずかだ。野営地の近くに商店がなければ実現しない。
豆腐、魚肉ソーセージ焼き、飯という御馳走。タンパク質を30gも補給でき筋肉がざわめく。食事の重要性を身体は知っている。前々日のウニ、寿司などで疲労がかなり解消され吐き気がなくなっていたからだ。
睡眠も、三日ぶりに浅い眠りから解放され深い深い眠りにつけた。
本日は30キロ歩く予定だが、17キロ地点、13時30分に力尽きた。
「筋肉ども今日はこれぐらいで勘弁してやるかい。今夜の野営地を探そうぜ」
この村落には商店はないが自販機はある。コーラを買って、ウイスキーで割ろう。
自販機前でモジモジしていたら、先ほど挨拶した方が、ちらし寿司、カニ、鮭の塩焼き、ソーセージを差し入れしてくれ、バス停に案内してくれ、ここで泊まりなさいと。感謝。
久々に栄養、タンパク質40gを摂取できる。
現在14時だが、豪華な食事、コークハイへの欲求を抑えられず、
そこは「バス亭」となった。
ちらし寿司がいかに贅沢な食べ物であるのかをはずかしながら今知った。
家では美味いで済ませていたが、そんな簡単に済ませてはならない。毎日、20から30キロ歩き、飯、インスタントの味噌汁、インスタントラーメン、魚肉ソーセージ、シーチキン。たまの贅沢で、サバの水煮缶、バックパッカー御用達のスパムとコンビーフ。
34才にして食事の前になぜ合掌していただきますをいうのかを知った。教養としてではなく、自らの身体で理解、体感して知ったのだ。
「何はともあれ、バス停での昼間からの晩酌はオツなもんだぜ」


27日目
現在地:枝幸市街地手前
歩行距離:17キロ
移動距離:17キロ
行動時間:5.5時間
歩行時間:4.75時間
野宿場所:バス停「目梨泊」

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