嗚呼 吹雪よ。嗚呼 仏よ。

近露王子公園で年を跨ぎ、2015年元日の朝を迎えた。
今から登る山を見ると黒い雲を被っており恐怖心をあおる。

本日は近露王子公園から船玉神社まで登山道で14キロ。
前日共にした尾頭氏とは昨夕に後日の再開を約束して別れた。
降雪。
積雪量は5センチくらいか。
犬と散歩していた人と立話しをしたが年に2~3回しか積もらないので珍しいらしい。

標高が上がるにつれ積雪量20センチとなった。
吹雪となり視界は20メートル。
水筒の水はシャーベット化し、標高あげるにつれて凍って飲めなくなった。

他のハイカーやバックパッカーは皆無。

道が雪で覆われると標を失い迷う。地形図と方位磁石があれば良いが今回準備しなかったので不安が吹き上がる。もちろんiPhoneは低気温のため電源が入らない。

こんな修行、いや荒行してるんだ、熊野本宮参拝でどんなすごい御利益があるのか期待が膨らむ。
道が雪という名の神仏からの逆境に隠され、立ち止まってルート確認することが多くなった。
雪道用のアイゼン(靴につける爪)を持ってないので滑りまくりでペースがカメになった。
その模様の動画はコチラ


パンを食べながら標高が低いルートへ迂回するか、正規ルートで荒行を遂行して莫大な御利益を頂戴するのか迷う。
しかしながら、断腸の想いで蛇形地蔵から南下しR311号線へ迂回することにした。
R311号線も吹雪だったので車にはねられないように懐中電灯を灯火し慎重に進んだ。20キロ程歩くと湯の峰温泉に到着した。

尾頭氏に再開し、食堂で1杯やった。
氏は温泉宿へ帰り、私は世界遺産唯一の温泉つぼ湯に入った。西暦200年代から湯治場として記録のあるものだ。存在は有史以前らしい。
混浴で2~3人しか入れない大きさだ。チャンネーと相風呂になる期待が膨らみ、妄想ついでにテントも膨らんだ。

ここは世界遺産であるので当然テン泊禁止なんだが、地元の人が世界遺産のつぼ湯の横で野宿していい?!とこっそり教えてくれた。
しかし、ボイラーや水音が聞こえて気になったのでせっかくだが遠慮して歩道でテン泊った。
野宿地:湯の峰温泉の歩道上
歩行距離:33キロメートル
道:トレイル13キロ、オンロード20キロ

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